はなびと　fumi

春は楽しい。

枯れた地面から紫や黄色、ピンクの花たちが顔をのどかせるから。
ある方に手紙に添えて、仏の座をおくった。顔を見たことも、声を聞いたわけでもないけど、この方には何か花、それも草花を贈りたいと思った。
とても喜ばれ思いもしなかった返事をいただいた。いつかお会いしましょうと。あれから８年。
風の便りではお元気そう。こんなふれあいも花のおかげ。
いつかきっと。